V3MMLmanual

5.8.1 機能名:tempo_unit:テンポコマンドの単位設定

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【記述例】

#MB:CONFIG {
   tempo_unit: note_ticks=192: beat_length=4,
}

【解説】

項目名(1):note_ticks

定義値には、1分音符の tickカウント数を、いくつにするか設定します。
初期設定は 192 です(1tick = 192分音符)。

設定条件は次の通りです。

【備考1】

4分音符などの音長は、tickカウント数への換算が自然数になるように作られています。これは、テンポずれ起こさないようにするためです。

「tickカウント換算が自然数」についてもう少し考えてみます。
例えば、192分音符単位での tickカウント換算は、次のようになります。

音符 192 96 64 48 32 24 16 12 8 6 4 3 2 1
tick 1 2 3 4 6 8 12 16 24 32 48 64 96 192

上記は tickカウント換算が自然数になる物のうち、付点音符を含まないものです。付点音符においても、tickカウント換算が自然数になるものを使います。

【備考2】

連符の考え方について。例えば4分音符の3連符の場合。
まず4分音符は、全音符の1/4です。
さらに、4分音符の3分割は、
(1/4)×(1/3)=(1/12)
となるので12分音符が作れれば良い、と考えていきます。

例えば、4分音符の長さの9連符が欲しい場合、36分音符が必要になります。しかし、初期設定の192分音符単位では36分音符は作れません。そこで、144分音符単位を考えてみます。

144分音符単位の音長ラインナップは次の通りです。

144, 72, 48, 36, 24, 18, 16, 12, 9, 8, 6, 4, 3, 2, 1

上記のように、36分音符が使えます。 このように、特別な音長単位を使いたい場合、曲目で使用する音長ラインナップを全て含む「note_ticks」を設定します。

項目名(2):beat_length

定義値には、1ビートを何分音符とするかを設定します。
beat_length=4 とした場合、1ビートは4分音符になります。